奥野田葡萄酒醸造株式会社


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圃場の紹介

夢郷葡萄研究所では現在甲州市内に4つの圃場を運営しております。
圃場の名前はそれぞれ古くからの地名をとって呼んでいます。




「桜沢圃場」(1998年〜)





奥野田ワイン醸造場の東側の急斜面に位置する平垣根畑です。垣根の両面に一日を通して均等に日が当たるよう、畝(うね)はすべて真南に向けてあります。「桜沢圃場」は全体の広さが約30a、そのうちの13aが垣根栽培で97年、98年植え付けのシャルドネが600株、残り17aは棚栽培のデラウェアがあります。この畑は標高500メートル付近の南西向き斜面で、表土が平均15cmと薄く、その下は花崗岩の地山になっています。なおかつその下は甲州御影石の山になっているそうです。(一般的には多様な地層の中で、より複雑な味わいのワインが生み出されるといわれています。)苗から育てたこの畑のシャルドネは、樹齢10年を越え、深層から吸い上げる豊かなミネラルにより、しっかりとした骨格のワインを造り出します。





「長門原圃場」(2001年〜)



まるでスキー場のような急斜面にある最も新しい平垣根畑です。桜沢圃場から100mほどの場所にあり、こちらの畑も、畝(うね)はすべて真南に向けてあります。「長門原圃場」は広さ20aの畑に、2001年植え付けのシャルドネが1200株植えてあります。標高500メートル付近の南西斜面で、地質も桜沢圃場と同じです。一番最後に作ったこの畑には今までの畑作りで培ったすべてのノウハウを投入しました、今後が最も楽しみな圃場です。




「日灼圃場」(1998年〜)




唯一の平らな土地にある圃場で、奥野田ワイン北セラーの正面に位置する平垣根の畑です。「日灼圃場」には広さ15aの畑に、1998年植え付けのカベルネ・ソーヴィニヨンが900株植えてあります。ここも垣根の両面に一日を通して均等に日が当たるよう、畝(うね)はすべて真南に向けてあります。これは、正午前後に畝間に強い日差しがあたることによって大地を暖めて地温を上昇させ葡萄の熟度を高める効果があります。この畑は地名のとおり、大変日当たりの良い場所で高い熟度の葡萄が収穫できます。また、2008年からは収穫などイベント、オーナー制度なども行い、親しみのある畑です。




「神田圃場」(2000年〜)





勝沼を見下ろす標高450mほどの高台に位置する南向き斜面の圃場です。広さは最も広い45aで、メルロが1200株、カベルネ・ソーヴィニヨンが400株植えてあります。重川に注ぐ2本の沢に挟まれた尾根の部分に位置しており、もともと段々畑だったこの土地は、造成工事を施しグラマーな曲線の斜面にしました。土質は花崗岩を含む深い赤土ですが、尾根にあたる場所に位置していることから、ブドウ栽培に最適なやややせた土壌になっています。ワイナリーから最も遠い場所に位置する圃場ですが、広大且つすばらしいロケーションも相まって、訪れる人を感動させる、そんな魅力を兼ね備えた畑です。



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